空母ジョージ・ワシントン横須賀に戻る


横須賀本港に入ってきたジョージ・ワシントン


特大の星条旗をマストに掲げ、兵士が飛行甲板に並んだ。まだ登舷礼は未完成だが

11月25日朝、空母ジョージ・ワシントン(GW)が横須賀に帰港した。ボチボチと随伴していた戦闘艦が戻ってきているので、空母の帰港も近いと考えた矢先だった。

前日、港外錨地で積み下ろしをしていた空母の直衛艦アンティータムは、昨夜のうちに外海に出たようで、空母の入港時には姿が見えなかった。
マスティンの寄港時と同様に巨大な星条旗をはためかせながら入港したGWの飛行甲板では、ディプロイメントに出るときと帰った時に見せる登舷礼が行われた。ただ、以前なら本港に入る前から 飛行甲板を完全に囲む兵士の輪が完成していたが、今回は雨天で桟橋からは遠くの船影が見えにくいためもあってか、本港に入るときもまだモゾモゾと兵士が動いていていて、バース近くで回頭 する際にやっと登舷礼が完成した。

空母はこれから一か月、戦闘待機態勢ですごし、クリスマスから新年の休み明けに、定期修理に入るとみられる。

(RIMPEACE編集部)(2014.11.25 撮影)


横須賀港中央で回頭する空母。やっと「水兵の輪」がつながった


出船で12号バースに接岸するジョージ・ワシントン


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