原潜サンフランシスコ、18日目に横須賀出港


13号バースからタグボートで曳きだされる原潜サンフランシスコ(SSN 711)

1月16日午後2時前、原潜サンフランシスコが横須賀基地の13号バースをはなれた。昨年暮れの30日に寄港していたから、18日目の出港となった。

昨年もこの時期、原潜が横須賀基地に長期間寄港していた。原潜シティー・オブ・コーパス・クリスティで、2013年12月23日から14年1月19日まで一月近く滞在していた。
それ以前に年末年始に長期滞在することは、2006年末からのプロヴィデンスの12日間寄港以来ない。



横須賀本港の真ん中で回頭し、タグが離れる前にスクリューを回しだした原潜サンフランシスコ


横須賀本港出口に向かう原潜を放射能モニターシップ「きぬがさ」が追尾を始める

原潜が自力で動き出すころ、すぐ近くで待機していたモニターシップ「きぬがさ」が追尾態勢に入った。サンフランシスコがゆっくり進んだせいもあって、原潜からほぼ100メートルの距離を 保ってついていく。
赤灯台の横を過ぎて原潜がスピードアップしても、300m以内で離されずに追尾していった。追跡を終了したのは横須賀航路の中間で、「きぬがさ」は反転して本港に戻り、モニタリングポイ ントを巡っていた。

サンフランシスコは浦賀水道に入ってからもそれほどスピードを上げず、並走していた中型のタンカーに抜かれながら、混み合う浦賀水道を南下していった。

(RIMPEACE編集部)(2015.1.16 撮影)


浦賀水道に向かう原潜。手前は12号バースの原子力空母ジョージ・ワシントン


2015-1-17|HOME|