大型補給艦の寄港が相次ぐ横須賀基地


横須賀港外に錨泊する貨物弾薬補給艦リチャードEバード(左)と車両貨物輸送艦ジャック・ラマス(右)
中央は横須賀基地を出て僚艦アンティータムの後を追う巡洋艦シャイロー(横浜ランドマークタワーより)


貨物弾薬補給艦リチャードEバード(T-AKE 4)


車両貨物輸送艦ジャック・ラマス(T-AK 3011)(2015.3.6 撮影)

この1ヵ月、横須賀基地は大型補給艦の寄港ラッシュだ。いずれも港外錨地で、寄港期間は
貨物弾薬補給艦ウォリー・シアラが2月10日〜12日、同ワシントン・チェンバーズ(T-AKE 11)が2月28日〜3月2日、同リチャードEバードが3月5日〜6日
となっている。

2隻の貨物弾薬補給艦が間を置かずに寄港したことは昨年10月にあった。しかし一月に3隻というのはまれだ。
さらに事前集積艦のジャック・ラマスも3月5日に錨地にやってきた。

空母が定期修理中で、ジョージ・ワシントン戦闘群が海に出るのも未だ先の話だ。それなのに大型補給艦が入れ替わりでやってくる。
ホワイトビーチ沖で事前集積艦マティ・コーサックが座礁して、積み荷の代替輸送やこれからの船の修理などで米軍は大変な労力を使っている。
大型艦が入れ替わりでやってくるのは、いざというときに使う軍港への入出港で座礁しないような慣熟訓練を、座礁事故後の2月から行うという意味もあるのかもしれない。

(RIMPEACE編集部)


錨地に停泊する貨物弾薬補給艦ウォリー・シアラ(T-AKE 8)(2015.2.11 撮影)


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