ミサイル追跡艦、横浜NDから横須賀へ移動


横須賀本港に向かって錨地を抜けるミサイル追跡艦ハワード・ローレンゼン


横須賀基地の7号バースに出船で着岸したハワード・ローレンゼン。後ろに空母GWの艦橋が見える

3月19日午前、ミサイル追跡艦ハワード・ローレンゼン(T-AGM 25)が横浜ノースドック(ND)から横須賀基地に移動した。
ミサイル追跡艦は佐世保基地から2月14日に横浜NDに寄港、その後入船から出船に向きを変えただけで1ヶ月以上停泊していた。

その間、給油はしていたが大きな荷物の積み込みなどもなく、NDで待機していたようだ。
同型艦はないので、音響測定艦のようなローテーション「勤務」はないのだろうが、北朝鮮の弾道ミサイル発射の動きがないときに、年に一回程度一か月の休みを取っているようだ。
嘉手納に展開していたミサイル観測機RC135Sも本国に引き上げたようで、嘉手納にいる大型ジェット偵察機は、RC135V電子偵察機1機とE8ジョイントスター1機だけとの ことだ。

今回のミサイル追跡艦の横須賀寄港の目的は不明だが、ドック入りするにはそれまでのNDでの待機が長すぎたきらいもある。

(RIMPEACE編集部)(2015.3.19 撮影)


横浜港を出て、南本牧埠頭前を通過するハワード・ローレンゼン


横須賀航路に入り、本港を目指すローレンゼン


2015-3-19|HOME|