駆逐艦2隻、空母と同日横須賀出港


11日14時半ころ8号バースから出港した外来駆逐艦サンプソン


同日15時半ころ横須賀基地を出て、浦賀水道を南下する駆逐艦フィッツジェラルド

11日朝9時すぎに空母が試験航海に出た。その日の午後、サンディエゴを母港とする駆逐艦サンプソンと横須賀常駐の駆逐艦フィッツジェラルドが横須賀を出ている。
空母が定期検査の仕上がり具合を洋上でチェックする際の警戒監視や電波標識の役目を行うためではないか。

サンプソンは5月5日に横須賀に寄港、今回は空母に随伴しての寄港ではなかった。西太平洋パトロールの終盤での寄港で、何日かジョージ・ワシントンと行動をともにする可能性がある。

フィッツジェラルドは3月14日に横須賀を出港後、グアム、ベトナム、シンガポールに寄港し、5月10日に帰港したばかりだ。引き続き、空母の本格出航に合わせて随伴するとも思えないが、 試験航海の間は面倒を見ることになるのではないか。

海洋観測艦ヘンソン(T-AGS 63)が、空母と駆逐艦の出港の合間に寄港した。佐世保には数週間続けて寄港することもある海洋観測艦だが、横須賀に来るのはまれなことだ。2012年7月にボーディッチ (T-AGS 62)が寄港して以来のことではないか。

(RIMPEACE編集部)(2015.5.11 撮影)


空母出港の後横須賀基地に入ってきた海洋調査船ヘンソン(T-AGs 63)


2015-5-12|HOME|