原潜ハンプトン、横須賀寄港中


上空から見た横須賀基地。中央下部が原潜ハンプトンの白い航跡(2015.6.8 09:10 撮影)

6月8日10時過ぎに、サンディエゴを母港とする原潜ハンプトン(SSN 767)が横須賀基地に入港した。その直前、原潜の浮上航行中の独特の航跡が、上空を通過するエアバスから見下ろせた。
横須賀基地に近づいたハンプトンは、消磁所の近くでスクリューを止めた。原潜を迎えに来た米軍のタグボートが、横須賀本港から出てきた。タグボートの航跡は、原潜のそれと比べて太い。

ハンプトンは3月なかばにサンディエゴを出て、西太平洋のパトロールに向かった。5月7日にホワイトビーチに沖合一時寄港、7時間後にまたホワイトビーチにやってきて、海軍桟橋に接岸した。 その後、11日までホワイトビーチに滞在している。そして約一か月の任務航海の後、横須賀に寄港した。

6か月の任務航海とすると、ハンプトンは未だ母港には戻らず、西太平洋のパトロールを続けそうだ。

(RIMPEACE編集部)


13号バースに停泊中の原潜ハンプトン(2015.6.10 撮影)


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