横須賀に新規にバージ配備


横須賀本港に入ってきたYRB−36。グアムから曳かれてきた

6月22日16時半ころ、修理・宿泊用バージYRB−36がグアムからタグに曳かれて横須賀基地に入港した。

YRB−36は、原子力空母が定期修理を行うとき、艦尾について宿泊施設になるYRB−30と同型のバージだ。サンディエゴから2010年代にグアムに移動、2013年にはグアムでオーバーホール を受けている。

YRB−36は6月12日ころグアムを出た。曳航してきたのは航洋タグのチャモロだ。

横須賀基地に常駐する艦船が港内で点検・修理を受けるとき、その艦で寝泊まりしている兵士の宿泊場所として、APL−40、YRB−30が乗組員を一時的に受け入れている。
常駐艦が増えれば、修理のスケジュールが重なるケースが増える。この時の兵士の宿泊所もまた、需要が増える。

修理・宿泊バージが横須賀に配備されたのは、巡洋艦チャンセラーズビルの配備を皮切りに駆逐艦2隻も順次増えていく動きと無縁ではないだろう。

(RIMPEACE編集部)(2015.6.22 撮影)


約10日間かけてYRB−36をグアムから曳いてきた航洋タグ・チャモロ


2015-6-22|HOME|