空母直衛巡洋艦、横須賀に戻る


54番のタイコンデロガ級巡洋艦アンティータムは7号バースに入港した


巡洋艦シャイローはドックに入っている。後ろの駆逐艦のマストは、29日に戻ったマスティン

原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)の直衛任務についていた巡洋艦アンティータム(CG 54)が7月29日午前、横須賀基地に戻ってきた。GWとともに米豪を中心とする合同演習タリスマン・セイバーの海の部が終わった後、空母艦隊から離れたとみられる。

7月22日に横須賀を出港した巡洋艦チャンセラーズビルがグアムに到着している。オーストラリアの北の海にいたGWは、グアム方面に向かい、チャンセラーズビルと合流するのではないか。

チャンセラーズビルは、レーガン空母戦闘群の一員としてレーガンの直衛任務をこなしている。今回のアンティータムの帰港は、今後GWとレーガンが交代したときに、チャンセラーズビルがレーガンの直衛艦としてすんなり動き出せる布石になっているようだ。

この動きがレーガンとGWの交代時期にどうかかわるのかは、まだ不明だ。

(RIMPEACE編集部)(2015.7.29 撮影)


29日朝、新型補給艦マシュー・ペリーも港外錨地にやってきた


2015-7-29|HOME|