巡洋艦チャンセラーズビル、横須賀沖でミサイル積み込み


横須賀港外錨地で、バージからミサイルを釣り上げ、チャンセラーズビルのVLSに装てん(2015.8.31 撮影)

8月31日朝、巡洋艦チャンセラーズビル(CG−62)が12号バースを離れ、横須賀港外の錨地に錨を投げた。

チャンセラーズビルは6月18日に横須賀に入港した、新配備艦だ。7月22日に横須賀新配備後初めての航海に出た。南シナ海方面に出かけて、8月13日に帰港して12号バースに接岸した。 月末まで動かなかったが、8月末にバースを出て錨地で弾薬の積み込みを行った。白いミサイル・キャニスターが何本もチャンセラーズビルの垂直発射装置(VLS)に装てんされた。

午前中にバージ1隻分のミサイルを積み終わって、バージの上のクレーン車も、アームをたたんでいた。
すぐに外洋に出るかどうかは不明だが、今横須賀に配備されている巡洋艦・駆逐艦の中で、改修を受けて対空防御力がトップとなっているこの巡洋艦が、米西海岸から横須賀に向かってくるロナルド・レーガンの直衛の任務に就く可能性は大きい。

GWと交代で横須賀に配備される空母が近づくにつれ、横須賀常駐の巡洋艦・駆逐艦の動きもまた激しくなってくる。

(RIMPEACE編集部)


前日の30日まで、12号バースで停泊していたチャンセラーズビル(8.30 撮影)


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