最新揚陸補助艦、横須賀出港



荒天の浦賀水道を南下するモントフォード・ポイント(T-MLP 1)

9月25日10時前に揚陸補助艦モントフォード・ポイント(T-MLP 1)が横須賀基地の12号バースを離れた。17日の寄港以来8日目の出港だ。

ブサンから沖縄近海まで南下して、事前集積艦やLCMと訓練を行なった後寄港した横須賀では、錨地に出てのFF方式での積み込みも、LCACの運用訓練も行わなかった。
単に休養と補給のために12号バースに泊まっていたようだ。

雨の浦賀水道を南行するモントフォード・ポイントの後部甲板には警備艇が1隻チェーンで固定され、また特大のフェンダーが一つ置かれていたが、これらは入港2日目にも同じ場所に積まれていた。
横須賀基地で不要になったタグボート4隻をFloat On - Float Off機能で積み込み、本国に持ち帰るのかとみていたが、これも別の貨物船で運ぶようだ。

入港時と変わらぬ姿で出て行ったモントフォード・ポイントは、東京湾を出た後、東に向かった。ハワイか本国に向かうものと思われる。

(RIMPEACE編集部)(2015.9.25 撮影)


モントフォード・ポイント前部の3本のLCACレーン。今回の横須賀寄港中、LCACの姿は無かった


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