原子力空母レーガン、横須賀に配備



10月1日朝8時前、空母ロナルド・レーガン(CVN 76)が横須賀本港に入った。

原子力空母ジョージ・ワシントンが、燃料交換・大規模修理のために米本国に戻り、交代で横須賀に配備されるロナルド・レーガンが10月1日朝、横須賀基地12号バースに入港した。新しい空母と新しい原子炉が横須賀に配備された。

1日朝7時前に浦賀水道に入ったレーガンを先導して、海自のへり空母「いずも」が少し前を進み、横須賀航路に入った後レーガンに進路を譲った。レーガンは飛行甲板で登舷礼を行い、甲板の中央部に人文字を描いたようだ。低い角度から見下ろしてもゴチャゴチャ水兵が集まっているだけのようだが、上空のヘリからの写真では「はじめまして」の文字になっていた。いつも思うのだが、いったい誰にみせるためのパフォーマンスなんだろう?

新原子力空母の配備に抗議して、ヨコスカ平和船団がモーターボート2隻とゴムボートで空母に近づき、海上抗議行動を行った。

(RIMPEACE編集部)(2015.10.1 撮影)


浦賀水道を北上する空母レーガン(右)と先導する海自ヘリ空母「いずも」(左)


空母レーガンが停泊する12号バースでは、米軍のセレモニーの準備が進んでいた


原子力空母の交代に抗議し、「NO! CVN」「来るな!原子力空母」の黄色い横断幕を掲げるヨコスカ平和船団のボート


2015-10-1|HOME|