原潜2隻、原子力空母1隻、横須賀に寄港中


13号バースに連なって停泊する原潜シャルロット(奥)とテキサス(手前)。艦尾の形が微妙に違う

空母が月初に戻ってきた横須賀基地に、原潜が相次いで寄港し、稼働中の原子炉4基が12号・13号バースに集まっている。

バージニア級原潜テキサス(SSN 775)は12月22日に寄港した。テキサスは10月29日に横須賀基地沖合に一時寄港していて、ほぼ2か月ぶりの寄港だ。
ロサンゼルス級原潜シャルロット(SSN 766)は12月23日に寄港した。シャルロットは11月24日から5日間横須賀基地に寄港、その後沖縄・ホワイトビーチに2回沖合一時寄港している。 沖縄から東シナ海・南シナ海の海域で行動し ていたとみられる。

2隻の原潜はクリスマスの前に休養のために横須賀に相次いで寄港した。原潜の2隻同時寄港は今年1月末から2月初めにかけてのロス級原潜ルイビル(SSN 724)とパサデナ(SSN 752) 以来だ。

12月23日は天皇誕生日ということで、横須賀基地の自衛隊艦船は大部分が満艦飾を行っていた。米軍艦船も巡洋艦2隻と駆逐艦3隻が満艦飾を行っていたが「大物」のレーガンや ブルーリッジは飾り無しだ。もっともクリスマスから1月1日にかけて、米軍艦船は電飾に力を注ぐのが毎年の流れ。ホストネーションのエンペラーのバースデーよりは力が入りそうだ。

(RIMPEACE編集部)(2015.12.23 撮影)


飛行甲板の上に、定期修理用の装備が並ぶロナルド・レーガン。満艦飾の飾りは見えない


2015-12-23|HOME|