16.1.31 ヨコスカ平和船団同乗記

呉の艦隊６隻、横須賀基地に

海自吉倉桟橋に停泊する第４護衛隊群の護衛艦６隻
左奥より、いせ(182)、すずつき(117)、きりさめ(104)、しまかぜ(172)、いなづま(105)、さみだれ(106)

１月３１日、月末の日曜日に、ヨコスカ平和船団のボート２隻が横須賀基地を走った。

海自吉倉桟橋に、横須賀ではあまり見かけない護衛艦が６隻固まっていた。呉の第４護衛隊群の船だ。
１月９日〜３０日、海自の「護衛隊群米国派遣訓練（グアム方面）」に派遣された船だ。３０日にグアムから横須賀に戻ってきた。ただ、一隻足りない。

海上自衛隊の訓練実施のリリースには、参加艦にイージス「護衛艦ちょうかい」(176)が入っていた。グアム近海での訓練に、実際に参加していた。米軍サイドではＧＵＡＭＥＸと呼ばれるこの訓練に参加した海自艦船の中で一隻だけ横須賀に同行せず、別行動をとった。

北朝鮮のミサイル発射の動きに対応するように、防衛大臣が「破壊措置命令」を出した。２８日夜発令、との報道もある。「ちょうかい」を含む海自のＢＭＤ対応艦が予想飛行コースの下に展開したのではないか。

12月初めに横須賀に戻った原子力空母は、１月に定期修理に入った。飛行甲板ではカタパルトの点検修理が行われている。

呉の船が停泊する桟橋に近づき、自衛隊は戦争をするな、と訴える平和船団のボート

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部）（2016.1.31 撮影）