16.3.27 ヨコスカ平和船団同乗記

新配備駆逐艦バリー


52番、バリー。駆逐艦カーティス・ウィルバーに接舷している。


マスターピアに停泊する駆逐艦。右からバリー、カーティス・ウィルバー、ステゼム。ステゼムは水上レーダーを回していた


12号バースで定期修理中の原子力空母ロナルド・レーガン。艦橋には未だ足場が組まれている。

3月27日、月末の日曜日に、ヨコスカ平和船団のボート2隻と、ピースリンク広島・呉・岩国のゴムボート1隻が横須賀基地を走った。

3月14日に横須賀基地に登場した駆逐艦バリーは、マスターピア・ウェストにカーティス・ウィルバーと並んで停泊していた。船体にはすでに横須賀の駆逐艦部隊・第15駆逐戦隊のエンブレムが張り付けられていた。昨年10月に横須賀に配備された駆逐艦ベンフォルドはなかなかこのエンブレムを付けなかったが、バリーは手回しのよいことだ。

12号バースに停泊している空母ロナルド・レーガンは、定期修理のさなかだ。燃料交換とオーバーホールを本国で受けてすぐに横須賀に配備されたためか、横須賀で最初に行った定期修理では、艦橋にネットをはってレーダーのメンテを行うこともなく、比較的小規模な修理が行われているようだ。
それでも原子炉周辺のメンテナンスは行われていて、4月下旬に横須賀基地から修理で出た放射性廃棄物を運搬する船のチャーター手続きが進行中だ。

この日、横須賀本港で見られた米軍と自衛隊の艦船は下図の通り。ただ、この翌日にはステゼムが出港、巡洋艦アンティータム、チャンセラーズビルと佐世保の揚陸艦ジャーマンタウンが横須賀基地に入った。海自はきりしま、やまぎり、てるづき、たかなみが出港、補給艦ときわが入港している。横須賀基地の船の動きは激しい。

(RIMPEACE編集部)(2016.3.27撮影)


3月27日12時半の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船、
青字の1:潜水艦、2:いずも、3:むらさめ、4:きりしま、5:やまゆき、6:はたかぜ、7:やまぎり、8:てるづき、9:たかなみ
赤字の1:バリー、2:カーティス・ウィルバー、3:ステゼム、4:ジョンSマケイン、5:マスティン、6:ロナルド・レーガン


ヨコスカ平和船団とピースリンク広島・呉・岩国が、ボートを並べて横須賀港内で海上デモを行った


ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。


2016-3-29|HOME|