空母レーガンの定期修理、終盤へ


ハンドリング訓練用の艦載機の「模型」も現れた、ロナルド・レーガンの飛行甲板工事現場

原子力空母の定期修理は、飛行甲板上もだいぶ片付き、カタパルトの検査・修理も終わりに近づいている。甲板の上に機体の外側だけを残した艦載機が曳きだされてきた。こんなものがいても、工事に差し障りがない段階になった、ということだ。
飛行甲板の後方に「建てられて」いるプレハブは未だ、残っている。カタパルトのレールの上に置かれている台形上の覆いが降ろされれば、飛行甲板はすっきりしてくるだろう。

横須賀本港の外の錨地に、貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャー(T-AKE 7)と巡洋艦アンティータム(CG 54)が投錨して、物資の積み下ろしを行っている。
カール・ブラッシャーはスービックで定期修理を終えて、検査のために横須賀に来たようだ。修理期間中、空になっていた保管庫に装備を積み込んでいた。
積み込みを終えた貨物弾薬補給艦は、7日朝錨地を出て浦賀水道を南下した。スービックに戻るとみられる。

アンティータムは3月29日に2か月余の任務航海から横須賀に帰港した。4月4日にバースから錨地に移動していた。6日まで錨地で弾薬などを降ろした後、ふたたび7号バースに戻っている。

(RIMPEACE編集部)(2016.4.6 撮影)


横須賀基地沖の錨地に停泊して積み込み・積み下ろし作業中の(左)カール・ブラッシャーと(右)アンティータム


艦のクレーンでバージから物資を積み込む貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャー


弾薬類をバージに降ろす巡洋艦アンティータム


2016-4-7|HOME|