空母帰港時に大型補給艦2隻、横須賀錨地に
13日空母入港直前の横須賀港外錨地。左からカール・ブラッシャー、ブルーリッジ。右端はラパハナック
ブルーリッジの後方を移動するカール・ブラッシャー。浦賀水道に向かった
空母ロナルド・レーガン(CVN 76)がテスト航海を終えて横須賀に戻ってきた5月13日朝、横須賀港外の錨地には大型艦船が3隻投錨していた。指揮艦ブルーリッジ(LCC 19)の他に貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャー(T-AKE 7)と燃料補給艦ラパハナック(T-AO 204)の大型補給艦2隻だ。
カール・ブラッシャーは4月19日に横須賀の錨地に一日だけ投錨して、すぐに佐世保に戻り、佐世保に3回入出港を繰り返したあと5月11日に再び横須賀錨地に来ていた。カール・ブラッシャーは昼前に動きだし、空母が浦賀水道から横須賀航路に入ったころに、空母と擦れ違い浦賀水道に入り東京湾口に向かって南下した。
ラパハナックは13日午前中に横須賀に到着した。空母レーガンや駆逐艦などの艦隊に燃料補給を行い、一緒に横須賀に来たとみられる。
レーガンが任務航海で横須賀を出るときに、ラパハナックも随伴して、艦隊の燃料補給などを行う可能性が強い。
カール・ブラッシャーは佐世保を出入りしていた時は「フリーダムバナー」演習の支援を行なっていたとみられるが、今後レーガンの艦隊の補給任務につくのかどうか、まだ不明だ。
(RIMPEACE編集部) (2016.5.13 撮影)
カール・ブラッシャー(左)とラパハナック
浦賀水道から横浜航路を辿るロナルド・レーガンの手前にラパハナック
2016-5-14|HOME|