空母出港時、大型補給艦2隻横須賀に


錨地で待機中の燃料補給艦ウォルターSディール(右)と出港するロナルド・レーガン(2016.9.3 ヨコスカ平和船団 撮影)


レーガンが出た後の12号バースに停泊するウォルターSディール(9.4 ヨコスカ平和船団 撮影)

レーガンが出港する前日の9月2日夜、燃料補給艦ウォルターSディール(T-AO 193)が横須賀港外の錨地に到着した。3日に空母が出て空いた12号バースに、ウォルターSディールが 4日に接岸した。

空母艦載機や随伴する戦闘艦の燃料を補給するなら吾妻島の燃料桟橋に入るが、今回は何故か12号バースに入った。そして24時間後には出港した。

5日にウォルターSディールが出港するのと同時に、貨物弾薬補給艦チャ−ルズ・ドゥルー(T-AKE 10)が錨地に停泊した。5日の午前中には、この補給艦への弾薬の積み込み、積み下ろ しは確認されていない。そして翌6日夕方には錨地を離れ東京湾を南下して大島方面に向かった。空母戦闘群に付く補給艦として、空母部隊のいる海域に向かったと推定される。

燃料補給艦と貨物弾薬補給艦の2隻が補給を行う艦隊は、相当規模が大きいか、長期に航海を続けることが考えられる。春季のディプロイメントが短かった分、秋季のディプロイメント は長くなるのではないか?

(RIMPEACE編集部)


空母を追うように出港したウォルターSディールとすれ違ううように錨地に停泊した貨物弾薬補給艦チャ−ルズ・ドゥルー(2016.9.5 撮影)


2016-9-6|HOME|