調査船シーベンチャー、横須賀に入港


29日朝、浦賀水道を横須賀に向かうシー・ベンチャー


シー・ベンチャーの後部デッキには機器が積まれている(2016.9.29 撮影)

9月29日朝、民間の調査船シー・ベンチャーが横須賀基地に入港した。9号バースに停泊中だ。

シー・ベンチャーは8月下旬に横浜ノースドックに4日間停泊していた。その後九州方面に向かい、日本海に入り津軽海峡を抜けて東京湾に戻ってきた。
横浜ノースドック入港時にも積まれていた後部デッキの機器類は、そのまま積まれていた。日本海あたりで、観測機器のテスト作動などを行っていたのではないか。

2007年5月に横浜ノースドックに初寄港して以来、ノースドックには2年から4年ごとに来ていたが、このときは後部デッキには何も積んでいなかった。今回の横須賀寄港も初めてだし、 デッキに機器を積んでの入出港も、今回が初めてだろう。

シー・ベンチャーは Edison Chouest Offshore 社の船で、ノースロップ・グラマン 大洋・海軍システム部門にはじめからチャーターされていた。横浜ノースドック、横須賀、ホワイト ビーチなど米軍基地に出入りしているのは、軍の兵器開発の支援を行っているためだろう。

(RIMPEACE編集部)


横須賀基地9号バースに入っているシー・ベンチャーは、陸からは船体の上部しか見えない(9.30 撮影)


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