新型補給艦、また弾薬を横須賀に降ろす


横須賀港外錨地に停泊した貨物弾薬補給艦アメリア・アーハート(T-AKE 6)


横付けされたバージに補給艦の艦内から出されたミサイル・キャニスターがクレーンで下ろされる

10月26日朝、貨物弾薬補給艦アメリア・アーハートが横須賀港外の錨地に到着した。後部甲板にミサイルの入った容器が並べられ、補給艦のクレーンで一本づつ弾薬バージに降ろさ れた。

ちょうど1週間前の19日には、同型の貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャーが錨泊して、同じ作業をしていた。横須賀の浦郷弾薬庫に新しい弾薬を持ってきたようだ。

アメリア・アーハートは横須賀に来る前は、9月下旬から10月中旬までハワイ・パールハーバーにいた。26日に積み下ろししたミサイルはパールハーバーから来たのだろう。 世界各地の米軍弾薬庫の在庫を調整するため、弾薬補給艦が行っている弾薬輸送と見られる。

横須賀本港のとなりの長浦港に隣り合って、浦郷弾薬庫がある。今回の補給艦に積むものかどうかは不明だが、弾薬庫の前の集積場には、容器に入ったミサイルや爆雷などが並んでいる。 1週間前には、補給艦カール・ブラッシャーに浦郷弾薬庫から弾薬類が運ばれている。今回も弾薬類が横須賀の弾薬庫から補給艦に積み込まれ別の弾薬庫に運ばれる可能性がある。

(RIMPEACE編集部)(2016.10.26 撮影)


浦郷弾薬庫の前には、白い容器に入った弾薬類が積まれている


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