空母の定期修理が進む横須賀基地


艦橋にかかる足場が上部に近づいた。空母の「76」が隠れてきた

1月初めから原子力空母ロナルド・レーガンの定期工事が進んでいる。昨年末には工事用のプレハブも飛行甲板にあげられて、工事開始の準備が進められていた。 年初から、76と大書されている空母の艦橋に足場がかけ始められて、すでに艦橋のほとんどが足場で覆われた。そのほか、工事用の車両が飛行甲板に並び、空母は本格的な 修理が始まっている。

空母だけではない。6号ドライドックには指揮艦ブルーリッジが昨年6月から入りっぱなしだ。また11月に5号ドックを駆逐艦フィッツジェラルドが出た後に、12月半ばに巡洋艦 チャンセラーズビルが入った。

ドック明け間もないフィッツジェラルドを別にしても、駆逐艦ベンフォルド、バリー、巡洋艦シャイローがフェーズドアレイ・レーダーに覆いをかけるなどして修理が進んでいる。
現在在港中の米艦船11隻のうち、半分以上の6隻が大きな修理の最中だ。

横須賀常駐艦13隻の中で、クリスマス前に出港して南シナ海に向った駆逐艦ジョンSマケインと1月7日に横須賀を出た駆逐艦カーティス・ウィルバーの2隻は、 まだ横須賀に戻っていない。

(RIMPEACE編集部)(2017年1月13日撮影)


空母の後ろに隠れるように工事が進み、ブルーリッジの艦橋も足場で覆われている


2017-1-14|HOME|