ヘリ空母いずも、米艦防護のため横須賀出港


海自横須賀基地逸見桟橋を離れた海自ヘリ空母「いずも」


横須賀航路をたどり浦賀水道に向かう「いずも」。左は防護対象の米軍貨物弾薬補給艦リチャードEバード

5月1日10時15分に、海自ヘリ空母「いずも」が横須賀基地を出港した。初めての米艦防護任務を発令されての出航だ。

防護対象となる米軍貨物弾薬補給艦リチャードEバードの近くをすり抜けて、「いずも」は浦賀水道を南下して太平洋に出た。

リチャードEバードは予定より早めに横須賀港外錨地を出て、11時半に浦賀水道に入った。大島の東を通過して、西南に進路を取っている。

初の米艦防護の実働となる「いずも」の出港に抗議して、ヨコスカ平和船団、ピースリンク広島・呉・岩国のメンバーが、基地の目の前のヴェルニー公園で、「専守防衛を破る米艦 防護の発令に抗議」の声をあげた。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2017.5.1 ヨコスカ平和船団 撮影)


停泊していた錨地から、予定より早く浦賀水道に向けて動き出す米軍貨物弾薬補給艦リチャードEバード


米艦防護の任務を帯びて出航するヘリ空母「いずも」に抗議の意思を示すヨコスカ平和船団、ピースリンク広島・呉・岩国のメンバー


2017-5-1|HOME|