空母Rレーガン横須賀出港、試験航海へ


12号バースを離れて港口に向かう原子力空母ロナルド・レーガン(CNV 76)(2017.5.7 ファイト神奈川 撮影)

原子力空母ロナルド・レーガンが5月7日12時に横須賀基地12号バースから出港した。

ロナルド・レーガンは昨年11月20日に秋季ディプロイメントを終えて横須賀基地に戻った。そして年初には定期修理にはいった。
原子炉関係のメンテナンスも行い、放射性廃棄物を船外に出して運搬船に運び込んだのが4月25日、5月3日には飛行甲板もほとんど片づけられて、対空3次元レーダーを回転させる など、着岸中にできる定期修理のチェックを行っていた。

今回の出航で、航海中の状態でのチェックを行い、大きな問題が見つからなければ数日後に帰港して、本格的な出港に備えることになる。
本格出港の後、艦載機の訓練・回収と随伴する駆逐艦などと機動訓練を行った後、現在極東海域に展開するカールビンソン空母戦闘群と交代して任務に就くとみられる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


12号バースから離れた直後の原子力空母ロナルド・レーガンの艦橋。左右に見えるマストは横須賀常駐駆逐艦(5.7 非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)


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