空母レーガン、横須賀を本格出港
12号バースを離れて横須賀航路に入る原子力空母ロナルド・レーガン (17.5.16 頼 撮影)
5月16日13時半ころ空母ロナルド・レーガンが横須賀基地を出港した。
レーガンは前日15日正午ころ出港の予定だった。それが午後4時ころ出港予定に変わり、さらに16日正午頃に変わった。さらに変更されて13時半にやっと巨大な空母は横須賀を
出て行った。
数か月の間横須賀を離れて任務に就く本格出港の際、空母の飛行甲板の縁に礼装の水兵が並ぶ登舷礼が行われるが、2日のうちに3たび出港予定が変更になったため、水平はぞろぞろと
甲板歩きを繰り返していた。4度目に、いざホントに出港という時には、疲れたのか飽きたのか登舷礼は無しで出て行った。
3度も出港予定を変えた理由はなんだったのだろうか?直前の試験航海には遅滞なく出港したから、急に動力系にトラブルが生じたのかもしれない。
空母が出港する予定だった15日に、4隻の戦闘艦が横須賀から出港した。巡洋艦シャイロー、駆逐艦マスティン、マッキャンベル、バリーの4隻だ。この4隻がレーガンに随伴すると
みられる。
空母の合流を待って、艦載機の空母着艦訓練や、空母戦闘群を構成する艦船による機動訓練を行い、空母カールビンソンに代わって、当面極東の海域をパトロールするのではないか。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
横須賀基地を離れ、浦賀水道から太平洋に向かう空母レーガン (5.16 頼 撮影)
空母も出航する予定だった5月15日に出港する駆逐艦マッキャンベル。後方は錨地に停泊する貨物弾薬補給艦チャールズ・ドリュー
(5.15 ヨコスカ平和船団 撮影)
2017-5-16|HOME|