座礁した巡洋艦、ドライドック入り−横須賀


横須賀基地ドライドック5に入渠したばかりの巡洋艦アンティータム(CG 54) (17.6.16 頼 撮影)

6月16日朝、巡洋艦アンティータムがドライドック5に入渠した。
アンティータムは1月31日に横須賀港外錨地付近で座礁してスクリューなどを破損している。

座礁事故後横須賀本港に戻ったアンティータムは、錨地に引き出されて弾薬を降ろした後7号、6号バースなどに接岸していたが、6月1日に巡洋艦チャンセラーズビルがドライドック5 から出てきてドックが空いた後も、6号バースから離れなかった。

席が空けば次の客がサッと座る居酒屋とは違い、アンティータムは空いたドライドックに半月間入らなかった。
その間何をしていたのか不明だが、今後ドライドックの水が抜かれてスクリューが水中から出てきたあと、本格的なスクリューの修理に入るとみられる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


空き状態になったドライドック5


ドライドック5から引き出された巡洋艦チャンセラーズビル(CG 62)


艦尾にバージをつないだまま6号バースで待機する座礁巡洋艦アンティータム(17.6.1 頼 撮影)


2017-6-16|HOME|