フランス海軍情報収集艦、横須賀寄港



横須賀基地6号バースに寄港中のフランス海軍情報収集艦デュプイ・ド・ロム(2017.7.28 頼 撮影)

フランス海軍の情報収集艦デュプイ・ド・ロム(A 759)が横須賀基地に寄港中だ。大きなレドーム2つを船体中央に持つ白い船が、6号バースに26日から停泊している。

デュプイ・ド・ロムはゴア(インド)、マレーシアなどに立ち寄った後、横須賀に来たようだ。親善訪問という理由はついているが、このような電子情報収集機能を持つ船が来れば、 それなりのリアクションがアジアの海軍から起こることもあろう。

フランス海軍の軍艦が在日米軍横須賀基地に寄港する法的な根拠は、朝鮮戦争時の国連軍の地位協定だ。対象国はオーストラリア、カナダ、フランス、フィリピン、ニュー・ジーランド、 タイ、英国などで、これらの国の軍隊は国連軍の出入りを許されている日本の港湾、空港などを時々使っている。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2017-7-28|HOME|