空母ロナルド・レーガン、横須賀基地帰港
横須賀本港に入ってきたロナルド・レーガン。右後方は一足先に戻り、錨地で弾薬を降ろす駆逐艦マッキャンベル
横須賀本港中央で回頭して、バックで12号バースに入ろうとする空母
8月9日12時ころ、空母ロナルド・レーガンが横須賀に帰港した。前日までに艦載機をすべて厚木に飛ばした空母は、甲板に何も載せていない「クリーン」な状態で横須賀に戻ってき
た。
レーガンは5月16日に横須賀を出港、シンガポール寄港、米豪中心の軍事演習タリスマン・セイバーに参加、ブリスベーンに寄港した後、赤道をまたいで北上してきた。
レーガンに随伴した巡洋艦・駆逐艦のうち、空母の帰港日までにシャイローとマッキャンベルが帰港した。マッキャンベルは横須賀港外錨地でミサイルを降ろしている。
空母が入港する約一時間前に、海自のヘリ空母「いずも」が帰港した。帰港のタイミングからみて太平洋から東京湾に入る前に、「いずも」はレーガンと共同行動した可能性がある。
「いずも」の甲板には5機一列プラス2機の計7機のSH−60ヘリが並んでいた。これだけの数のヘリを積んだまま横須賀に帰港するのは、きわめて珍しい。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(17.8.9 頼 撮影)
空母入港の一時間前、飛行甲板にヘリを7機載せて横須賀に戻ってきたヘリ空母「いずも」
2017-8-9|HOME|