駆逐艦ステゼム、ミサイル積んで出港


10月9日午後、横須賀港外錨地でミサイルを積み込む駆逐艦ステゼム(DDG 63)(頼 撮影)

10月9日夕方、駆逐艦ステゼムが錨地を離れて出港した。
横須賀常駐艦が出港するのは、9月8日に出た空母レーガンと巡洋艦シャイロー以来初めてだ。(シャイローは9月19日に横須賀に戻ってきた)

空母レーガンは10月初めに香港に寄港し、その後沖縄近海に来ているとみられる。8日に艦載の空母連絡機C2が嘉手納基地に来ているのが確認されている。
空母の護衛につくはずの横須賀常駐の戦闘艦が、事故や定期修理などで動けない中で、駆逐艦ステゼムは沖縄近海に北上してくる空母とドッキングして、空母戦闘群の一員として 今後動くのではないか?

9日朝、3号バースを離れて錨地に向かったステゼムのVLS(垂直発射装置)に、白いミサイル容器(キャニスター)が次々に差し込まれた。この中には、9月下旬にヨコスカ平和船団 の行動中に確認されたトマホーク入りのキャニスターも含まれている可能性が大きい。
ミサイル積み込みを終えたステゼムは、17時過ぎに動き出して浦賀水道に向かった。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2017-10-10|HOME|