座礁事故の巡洋艦、ドライドックを出る


ドライドックから引き出される巡洋艦アンティータム


タグボートに曳かれて8号バースに向けて動き出した巡洋艦アンティータム(2017.11.15 頼 撮影)

11月15日昼、巡洋艦アンティータムが5号ドックから出てきた。

アンティータムは1月31日に横須賀港外錨地付近で座礁した。横須賀基地に戻り5号ドライドックに入り、修理を受けていた。

スクリューの修理など、ドライドックでしかできない工事が続いていたが、15日にドックを出て8号バースに向かった。隣の9号バースには衝突事故を起こした駆逐艦フィッツジェラ ルドがいて、米本国での修理のための移動を待っている。

フィッツジェラルドが一時的に入っていた4号ドライドックには、駆逐艦バリーが13日に8号バースから移動してきた。空いた8号バースにアンティータムが入ってドライドックを ひとつ空けた形になった。

シンガポールの近くで衝突事故を起こした駆逐艦ジョンSマケインが横須賀に戻ってくれば、ドライドックに入ることになる。事故が相次いでドライドックでの修理が必要な艦があり、 定期的なドライドックでの修理も重なり、横須賀基地のドライドックは3つがフル稼働の状態だ。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


8号バースに停泊するアンティータム(11.16 頼 撮影)


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