重量物運搬船、横須賀港沖に到着


横須賀港外錨地に錨泊中の重量物運搬船トランス・シェルフ


トランス・シェルフの前部と後部。半潜水式の船だ(2017.11.20 ヨコスカ平和船団 撮影)

11月20日朝、重量物運搬船トランス・シェルフが横須賀港外錨地に現れた。

民間船との衝突事故を起こし、一時的に9号バースに停泊中の駆逐艦フィッツジェラルドを、米本国に持ち帰るとめの運搬手段だろう。

シンガポール近海でやはり民間船と衝突事故を起こして横須賀に運搬中の駆逐艦ジョンSマケインが、フィリピンでの運搬途中の応急修理が長引いている。その運搬船で積んできた マケインを横須賀で下ろして、そのあとにフィッツジェラルドを積んで本国に向かうというやりくり算段が無効になって、別の重量物運搬船がチャーターされたと推定される。

フィッツジェラルドの移送の準備ができ次第、横須賀沖でフィッツジェラルドのトランス・シェルフへの積み込み作業が始まるだろう。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


中央公園から見た横須賀港外錨地付近。イージス艦は駆逐艦ベンフォルド(11.20 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


2017-11-21|HOME|