重量物運搬船、フィッツジェラルド載せて横須賀基地入港



横須賀本港に入ってきた重量物運搬船トランス・シェルフ。事故駆逐艦を載せている

横須賀港外錨地で駆逐艦フィッツジェラルドを後部デッキに積み込んだ重量物運搬船トランス・シェルフが、27日昼過ぎに動き出して横須賀基地12号バースに入港した。
米海軍のツイッターによれば、積み込む際に駆逐艦の船体に穴があいたとのこと。この穴をふさぐ作業を行うために、27日に急きょ12号バース接岸となった。



横須賀本港に入り、12号バースに向うトランス・シェルフ

トランス・シェルフは28日に動き出して浦賀水道を南下する予定だったが、3日間延びて12月1日昼過ぎの出港予定となった。3日間で船体に空いた穴をふさぐ工事を完了させる つもりらしい。

トランス・シェルフが12号バースにいる限り、空母は同バースに接岸できない。早くとも12月1日までは空母レーガンが横須賀に戻ってくることはないだろう。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(11.27 頼 撮影)


12号バースに接岸したトランス・シェルフ。積み荷の駆逐艦が空母並みの高さに見える


2017-11-27|HOME|