原潜2隻目横須賀寄港、空母と合わせ原子炉4基


13号バースに並ぶ原潜ツーソン(左)とテキサス

12月6日午前、ハワイ・パールハーバーを母港とするバージニア級原潜テキサス(SSN 775)が横須賀基地に入港、13号バースに接岸した。
13号バースには、同じくパールハーバーを母港とする原潜ツーソン(SSN 770)が12月1日から接岸していた。ツーソンは新たに入港してきたテキサスに席を譲った。テキサスが 陸側に停泊して、その側面にツーソンが接舷した。原潜2隻がめざし状に並ぶのは2年前の12月以来だ。2年前も、テキサスが絡んでいた。

テキサスは8月にパールハーバーを出港、9月にはグアムに寄港、その後12月に横須賀に寄港した。
テキサスが寄港して、横須賀基地には現在空母の原子炉2つと、原潜ひとつづつの計4つの原子炉が12号バース、13号バースにひしめいている。

原潜の寄港は、11月から飛躍的に増えている。空母が3隻、狭い海域に集中した時には、潜航して水上艦の護衛や「敵」原潜の警戒にあたっていたのだろう。3隻の空母が分散して、 高い密度で海にいる必要がなくなって、横須賀などに順番に休養に来ているのではないか。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(17.12.6 頼 撮影)


手前の13号バースに原潜2隻、後ろの12号バースに原子力空母レーガン


2017-12-6|HOME|