駆逐艦マケイン、ドライドックに入る


横須賀基地5号ドライドックに入った駆逐艦ジョンSマケイン。ドライドックの水が半分程度抜かれている(2017.12.20 12:48 頼 撮影)

12月13日にタグに曳かれて横須賀基地9号バースに入港した駆逐艦ジョンSマケインは、一週間後の20日午前に9号バースを出て5号ドライドックに入った。入渠後すぐにドック内 の水が抜かれ始めた。20日中に水を完全に抜いてしまう勢いだ。

駆逐艦や巡洋艦クラスを収納することができるドライドックは4号、5号ドックだ。さらに大きな艦に対応しているのが6号ドックだ。このうち6号ドックには指揮艦ブルーリッジが1年 以上入ったままだ。
4号ドックには駆逐艦バリーが定期修理で入っている。5号ドックには座礁してスクリューを破損した巡洋艦アンティータムが入っていた。アンティータムが抜けたあとすぐに、ジョンS マケインが入った。

マケインのように側面に大穴があいた船のほかに、横須賀基地マスターピアには駆逐艦ベンフォルドも停泊して、タグボートと接触したあたりの修理を行っている。
重量物運搬船で本国に運ばれた駆逐艦フィッツジェラルドも含め横須賀基地所属艦の大がかりな修理は、まだまだ続く。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


上掲写真の46分後のドライドック。水がさらに減っているのが一目瞭然(12.20 13:34 頼 撮影)


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