カナダ海軍潜水艦、米軍横須賀基地から出港


横須賀基地9号バースから出てきた潜水艦シクティミ。後方に原子力空母の甲板と原潜の尾翼と艦橋の一部が覗いている


横須賀本港から出て行くカナダの潜水艦シクティミ(2017.12.27 頼 撮影)

12月20日に横須賀基地9号バースに入ったカナダの潜水艦シクティミ(HMCS CHICOUTIMI)が27日午後2時にバースを離れて出航した。

シクティミは10月18日から27日、11月27日から12月5日の2回、海自の潜水艦隊司令部の前のバースにも入港していた。海自に広報によれば、12月19日にカナダ海軍と 海自が共同訓練を行った。カナダの参加艦船が潜水艦シクティミだった。

また、『カナダ海軍潜水艦「シクティミ」は10月18日(水)に横須賀に寄港し、平成29年度海上自衛隊演習(実動演習(日米加共同訓練))にも参加しました。』(同広報)

カナダ海軍を代表して海自などと合同訓練を行ったシクティミが出港した27日は、横須賀基地内に米原潜ブレマートンのほかに海自の潜水艦5隻がひしめいていた。このうちの 何隻かは、シクティミと海面下での共同訓練を行っていた可能性もある。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


9号バースに停泊中の潜水艦シクティミ(12.22 頼 撮影)


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