原潜ミシシッピ、横須賀寄港


13号バースに接岸した原潜ミシシッピ(SSN 782)

1月22日午前、バージニア級原潜ミシシッピが横須賀基地に寄港、13号バースに接岸した。

ミシシッピは母港パールハーバーを9月初旬に出港して任務航海中だ。西太平洋をパトロールするのが任務だと思われるが、出港後4ヶ月半で横須賀と佐世保への寄港回数が異常に多い。
10月初めから11月半ばまでに一時寄港も含めて3回、横須賀に寄港した。次いで、11月半ばから12月半ばにかけて4回も佐世保に寄港している。

そしてこの1月22日の横須賀寄港だ。
ミシシッピは日本近海や朝鮮半島の近くからずっと離れなかったとみられる。
通常の乗組員以外の兵士や他国の兵士を「体験搭乗」させるために短期間で出入港を行ったとも考えられる動きも、横須賀・佐世保で見られた。

新鋭のバージニア級攻撃型原潜の任務は、多岐に渡っている可能性が強い。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2018.1.22 頼 撮影)


12号バースに停泊中の空母レーガンと13号バースの原潜ミシシッピ。原子炉を積んだ艦船が集まった


2018-1-22|HOME|