甲板上の工事が始まった原子力空母レーガン


塚山公園から見下ろしたロナルド・レーガンの飛行甲板。カタパルトのレールに沿って白いテントが張られている(2018.1.31 頼 撮影)

昨年12月4日に秋季ディプロイメントから帰港した空母ロナルド・レーガンは、その後1カ月間、艦の即応態勢を維持していた。若干の工事用の資材を甲板に挙げるなどの動きはあった が、本格的な工事に入ったのは帰港後一か月経過してからだ。

当時ブルーリッジが入っていた6号ドライドックのゲートの前に係留されていた作業用大型バージYRB30は、空母の後方の定位置に移動してきた。毎年、原子力空母の定期修理にかか わる人員の管理や、食堂、宿泊などに使われているとみられている。

工事開始後、外からよくわかるのが4本あるカタパルトの点検修理で、レールに沿ってテントが張られ、パイプ取り外しのクレーンを覆う屋根も現場に置かれる。
1月28日に平和船団のボートから見上げ、31日に塚山公園から見下ろした空母の飛行甲板工事では、白いテントで覆われた修理箇所が日々増えて行くさまが感じられた。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)



海面から見たロナルド・レーガンの工事進捗状況。平和船団ボートより。(18.1.28 頼 撮影)


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