貨物弾薬補給艦、横須賀でミサイル積み込み
横須賀港外錨地でミサイルを積み込む貨物弾薬補給艦アメリア・アーハート(2018.1.31 頼 撮影)
1月30日午前に貨物弾薬補給艦アメリア・アーハートが横須賀港外錨地に投錨した。
昨年12月には、貨物弾薬補給艦が佐世保や横須賀に寄港しなかった。1月に入ってアメリア・アーハートが佐世保に1回、横須賀に2回寄港した。
錨地に停泊中のアメリア・アーハートに、31日に浦郷弾薬庫からミサイルを満載したバージがやってきて、クレーンでミサイルを弾薬補給艦の後部デッキにつり上げた。
3日前、ヨコスカ平和船団が基地を一周した時に、浦郷弾薬庫にミサイル・キャニスターが野積みされていた。その後、31日までミサイルを積み込む場所に駆逐艦などが
出てくることはなかった。
31日に補給艦に積み込まれたミサイル・キャニスターは、28日に浦郷弾薬庫にあったものだと推定される。
キャニスターには US NAVY の大きな文字の隣にUN081のコードが描かれていた。有害物質の海上輸送の際のコードで、爆薬装填済みロケットを示す。
液体燃料のトマホークとは別のミサイル、スタンダード・ミサイルの可能性が強い。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
28日に平和船団のボートから撮影した浦郷弾薬庫野積み場。ミサイル入りの白いキャニスターが並ぶ。
ミサイル・キャニスターにはUN0181の文字。爆薬装填済みロケットが中に入っていることを示す(2018.1.28 頼 撮影)
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