放射性廃棄物運搬船、横須賀港外描地に到着



春の嵐の中、横須賀港外で投錨・待機する貨物船コースタル・ベンチャー(18.4.15 頼 梨花 撮影)

原子力空母ロナルド・レーガンの定期修理で、原子炉周辺メンテで生じた放射性廃棄物を横須賀から米本国に運ぶ貨物船コースタル・ベンチャーが、4月14日午後横須賀港外描地に 到着した。

海軍との契約では、入港指定日は4月20日だ。少し早めについて、荒れる海の中で待機している。
一昨年の4月に放射性廃棄物を積み込み横須賀からブレマートンに運んだのも、このコースタル・ベンチャーだった。このときは、横須賀入港時に大きな白いタンクを2つ船首に積み上げ ていたが、今回の入港時には、外から見た限りでは怪しげなものは積んでいないようだ。今回は放射性廃棄物の輸送に専念するとみられる。

放射性廃棄物の積み込みは25日に行われる予定だ。入港指定日から5日後、ということになる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2018-4-15|HOME|