補給艦から弾薬庫にミサイル多数搬入、横須賀基地


横須賀港沖の136番描地にとまった貨物弾薬補給艦から、ミサイルを積んだバージが離れた


弾薬庫に向かうバージ。後方は大きな旗を掲げて錨泊中の駆逐艦マッキャンベル


長浦湾口から浦郷弾薬庫に向かう弾薬バージ

4月29日夕方に貨物弾薬補給艦リチャードEバードが横須賀基地沖に到着した。翌30日朝からミサイルの積み下ろしが始まった。

13時過ぎに補給艦を離れた弾薬バージは、80基以上のミサイル・キャニスターを積んで浦郷弾薬庫の桟橋に接岸した。
積まれていたミサイルは、キャニスターの表示を見る限り、すべてスタンダード・ミサイルだった。筆者が見た限りでは、今回トマホークの搬入はなかった。

リチャードEバードは、横須賀に来る前は韓国・ジンヘに寄港、その前はパール・ハーバーに寄港していた。浦郷弾薬庫に運び込まれたミサイルは、米本土かハワイの弾薬庫から補充 されたとみられる。

リチャードEバードは5月1日16時ころ描地を離れた。米西海岸に向かったようだ。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.4.30 頼 撮影)


浦郷弾薬庫の弾薬陸揚げ桟橋に着いた弾薬バージ


バージに載っているクレーンで、ミサイルの入ったキャニスターを桟橋に移動する



桟橋に移されたミサイル・キャニスターは、黄色いフォークリフトで弾薬庫の敷地に運ばれる


クレーンとフォークリフトを使って流れ作業で、ミサイルが奥のコンクリートの壁の裏側に運ばれた


2018-5-1|HOME|