空母レーガンの定期修理、ほぼ終了


12号バースで定期修理を行っていた原子力空母ロナルド・レーガン (CVN 76)


空母の艦橋の前にある、3次元対空レーダーが回転している

今年の初めから12号バースで行われていたロナルド・レーガンの定期修理がほぼ終了した。
4月後半には、飛行甲板もほぼフラットになっていたが、5月7日には艦橋のレーダー、少なくとも5基が回転していた。出港前によく見られる動きで、昨年も工事の終了時に 3次元対空レーダーが回転しているのを確認してから数日で検査航海に出港している。

岩国からレーガン艦載機が硫黄島に行って実施中のFCLP(陸上の滑走路を空母に見立てての着艦訓練)が5月13日まで、と通告されている。その後に空母の甲板を使っての 着艦資格訓練(CQ)が5月中旬以降に九州海域で行われるとのこと。
定期修理の検証のための短期航海から戻った空母は、数日後に本格出港し、九州周辺海域に向かうとみられる。定期修理の結果に大きな間違いがなければ、というのが前提だが。

パールハーバーを母港とする原潜コロンビア(SSN 771)が5月4日夕方、横須賀基地13号バースに寄港した。空母出港前のこの寄港は、コロンビアがレーガン空母戦闘群の一員となり、 海中から空母を護衛する任務につく可能性を示している。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.5.7 頼 撮影)


13号バースに停泊中の原潜コロンビア


2018-5-7|HOME|