空母レーガン、試験航海に出る


原子力空母ロナルド・レーガン (CVN 76)は12号バースを離れた

原子力空母ロナルド・レーガンは5月11日12時ころ、昨年来停泊していた12号バースを離れた。定期修理の工程を終えて、修理結果の点検・検査のために洋上に出た。

空母の飛行甲板には乗組員の一部がいたが、本格出港の時のように飛行甲板の周りを人垣で囲むこともなかった。
数日後には一度戻ってきて、その後着艦資格取得訓練(CQ)のために洋上で艦載機の着艦訓練を行うために、再び出港する。九州近海で行われるというCQを終えた後、艦載機を積ん だ空母は、横須賀に戻らずに春季ディプロイメントに出かけるのではないか?



出港を監視していたヨコスカ平和船団のボートにずいぶん接近するコースをたどって、レーガンは浦賀水道の北側入り口に向かった。

原潜コロンビアと巡洋艦チャンセラーズビルが昨日まで停泊していたバースから姿を消していた。空母出港前に横須賀基地から出港したとみられる。
空母が横須賀航路をたどっているときに、錨地に巡洋艦アンティータムと貨物弾薬補給艦ウォリー・シアラがいたが、補給艦は13時半ころに浦賀水道に向かって動き出した。
アンティータムは16時まで錨地から動いていない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.5.11 頼 梨花 撮影)


横須賀基地から遠ざかる空母レーガン(中)。右はアンティータム、左はウォリー・シアラ


2018-5-11|HOME|