横須賀配備の駆逐艦ミリウス、到着


駆逐艦ミリウスは5月22日午前には横須賀港外錨地に到着していた。ランドマークタワーより遠望


錨地でミサイル・キャニスターの積み込み・積み下ろしを行う駆逐艦ミリウス

5月22日午後、新たに横須賀基地に配備された駆逐艦ミリウス(DDG 69)が到着して、基地の7号バースに接岸した。これで横須賀常駐艦は空母以下14隻となった。(本国で修理中の フィッツジェラルドを含む)

ミリウスは初入港に際して、東京湾から横須賀港にすぐには入ってこなかった。錨地に投錨したミリウスはミサイル・キャニスターの交換を始めた。実弾を降ろしたのか積み込んだのか、 ダミーのミサイルを積んだのか降ろしたのか、見ただけではわからない出し入れを繰り返した後、タグ2隻にひかれて横須賀港に入ってきた。

ミリウスは、先に配備されている駆逐艦バリー(DDG 52)、ベンフォルド(DDG 65)とともに、BMDシステムの最新バージョンを搭載している。駆逐艦の一隻増にとどまらない戦力アップ が横須賀で行われた。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.5.22 頼 撮影)


ミサイルの出し入れを終えて弾薬バージが離れた後、投錨したままタービンを回し始めたミリウス


横須賀本港に入り、港の中央部を目指すミリウス


横須賀港中央部で回頭を始めるミリウス


後ろ向きになってタグにひかれるミリウス。正装した乗組員が登舷礼を行っている。後方の建物に「歓迎ミリウス」の看板が。


7号バースに接近。空母レーガンと巡洋艦シャイローに挟まれる位置に入っていく


サンディエゴの第21駆逐戦隊のエンブレムがまだつけられている。横須賀の第15駆逐戦隊のエンブレムに変わるのはいつになるのか?

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.5.22 頼 撮影)


2018-5-22|HOME|