病院船マーシー、横須賀寄港


12号バースに停泊中の病院船マーシー(T-AH 19)(18.6.13 頼 撮影)

6月10日、横須賀基地12号バースに米軍病院船マーシーが寄港した。フル装備の手術室12とベッド1000床を持つ7万トンの巨大な船だ。

米軍はこの種の病院船を2隻持っている。マーシーとコンフォートだ。
マーシー、コンフォートの任務は「一に米軍兵士の戦場などの現場での医療支援であり、次に米軍が全世界で行う災害救助・人道支援を医療面からサポートする」(US NAVY FACT FILE より)

マーシーはパシフィック・パートナーシップ2018の一環で横須賀に来た。直前にはベトナムでこの作戦をを行い、海自「おおすみ」も協働している。
2番目の任務の災害救助・人道支援の能力を示すために、東京港に寄港して政府機関やメディア、市民のための見学会も予定している。

マーシーは15日に横須賀を出て大井水産物埠頭に向かった。
東京港での任務を終えた後は、再び横須賀に戻ってくることになっている。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


赤十字マークが目立つ、マーシーの巨体(18.6.14 頼 撮影)


2018-6-15|HOME|