空母ロナルド・レーガン、横須賀に帰港



横須賀本港に入港直前の空母ロナルド・レーガン(18.7.24 ヨコスカ平和船団 撮影)



横須賀本港内で回頭、12号バースにバックで向かうロナルド・レーガン(7.24 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)

原子力空母ロナルド・レーガンが、7月24日午前に横須賀基地に戻ってきた。5月29日に出航したから2か月足らずの任務航海だった。
レーガンが横須賀出航後に、初めて岩国から飛来する艦載機のCQ(着艦資格取得訓練)を行ったが、その海域は四国南方のITRA−South(岩国訓練空域・南)の下に広がる海面だった。
リマ空域を含みその何倍も広いこのITRA−Sを使って、空母艦載機のCQは今後、行われることになるだろう。

艦載機を載せた空母は、グアム近海に向かい、米印日合同演習マラバール2018に参加した。その後マニラに寄港し、沖縄東の海域に向けて北上した。
米韓合同演習フォール・イーグルの中止で、空母のスケジュールが変わったのだろうか、春季ディプロイメントをきりあげたのが7月24日という早い時期になった。

空母の直衛艦として行動を共にしていた巡洋艦アンティータムも、空母の直前に横須賀に戻って来た。このほか、帰港直前の空母に随伴していたのは駆逐艦ミリウス、ベンフォールド、ステゼムで、 いずれも前日の23日に横須賀に戻っている。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


空母とともに戻ってきた巡洋艦アンティータム(左)。右端の駆逐艦ベンフォールドは昨日帰港している(7.24 ヨコスカ平和船団 撮影)


2018-7-24|HOME|