空母ロナルド・レーガン、横須賀出航。台風避難か? 


横須賀本港中央部に出てきた空母ロナルド・レーガン


横須賀本港を出て浦賀水道に向けて走り出したレーガン

7月27日11時に原子力空母ロナルド・レーガンは12号バースを離れ、横須賀基地を出港した。前々日に駆逐艦ミリウス、前日に駆逐艦ベンフォールド、マキャンベル、そして空母出航当日に 駆逐艦ステゼムが出港している。また巡洋艦アンティータムも出航準備をしていた。

横須賀基地で現在修理中なのは巡洋艦チャンセラーズビル、シャイロー、駆逐艦マケイン、バリー、それと指揮艦ブルーリッジの5隻だ。この5隻を残して、動ける船は全部出航することになる。

さらに8号バースで修理を行っていた英海軍揚陸艦アルビオンまで、いったん錨地に出た後、13時過ぎに浦賀水道に向かった。
こんな動きをするのは、横須賀直撃コースも考えられた台風12号に対する避難だ。ただ、これまで空母が台風避難を行ったとは聞いたことがない。事故が連続している第7艦隊司令官が、万が一 の被災を避けて、空母まで避難させたのかもしれない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2018.7.27 頼 撮影)



横須賀基地を出港したロナルド・レーガン。錨泊しているのは英揚陸艦アルビオン


2018-7-27|HOME|