空母レーガン、また出航、台風避難か?


8月7日、横須賀基地を出港して浦賀水道を南下する原子力空母ロナルド・レーガン。手前は操業中の漁船

8月7日午前9時前に、原子力空母ロナルド・レーガンは横須賀基地12号バースを離れ、出航した。
2か月ほどの航海を終えて横須賀に戻ってきたのが7月24日、その3日後には出航した。台風12号の避難のためだ。そして30日に横須賀に戻ってきた。

帰港後一週間余りでまた出航したのは、台風避難のためだろう。台風13号が、関東直撃コースをたどるとみられている。
横須賀基地からは巡洋艦アンティータムと駆逐艦ベンフォールドが6日に出航した。また相模湾から錨地に戻っていた駆逐艦ステゼムも、6日に錨地を離れて太平洋に出た。

7日には、空母が出港する2時間以上前に駆逐艦マッキャンベルが横須賀を出ている。
台風12号避難で横須賀を出た常駐艦のうちで、今回動いていないのは駆逐艦ミリウスだけだ。

避難行動をとった空母、巡洋艦、駆逐艦は、伊豆諸島のラインより西側の海域にいると思われる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.8.7 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


横須賀本港から出てきた原子力空母ロナルド・レーガン。左側はベース内の高層米軍住宅


猿島沖を通過する原子力空母。横須賀市街地の目と鼻の先を原子力艦船が通る


2018-8-8|HOME|