シーウルフ級原潜、6年半ぶりに横須賀寄港


8月13日午前に横須賀基地13号バースに入港したシーウルフ級原潜コネティカット


接岸後3時間半のコネティカットから、廃棄物などの包みを手渡しで陸揚げする乗組員。艦橋はシーウルフ級に特徴的なラインを描く

8月13日10時40分ころ、シーウルフ級原潜コネティカット(SSN 22)が横須賀基地13号バースに接岸した。

シーウルフ級は、特に静粛性に優れているが、建造費も高いので3隻が作られただけだ。コネティカットはシーウルフ級の2番艦となる。2010年1月から2月にかけて沖合停泊を含めて3回、 コネティカットが横須賀に寄港した。
シーウルフ級が係留できるように拡張された13号バースへのテスト入港を兼ねてのものだったと思われる。

2年後の2012年3月にコネティカットは再び横須賀に寄港した。このときは横須賀に11日間停泊していた。2年前にも9日間停泊していて、横須賀に入港すると10日前後寄港するという 「長っ尻」の原潜と記憶している。

静粛性を利用して中国原潜のうごきを探っているとみられるのは、たまにホワイトビーチに沖合一時寄港をすることがあったからだ。
今回の横須賀寄港が、長い偵察任務の前の一休み、ということなら、今回も10日くらい横須賀に停泊するかもしれない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.8.13 頼 撮影)


12号バースの原子力空母ロナルド・レーガンと13号バースの原子力潜水艦が並ぶ。原子炉3つが接近している


2018-8-13|HOME|