空母ロナルド・レーガン、横須賀出航


8月14日17時過ぎ、何度も出航時間を繰り下げたあと、12号バースを離れた原子力空母レーガン(18.8.14 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)

8月14日のレーガン横須賀出航は、予定通りにはいかなかった。14日10時の出航予定が14時になり、16時になり、これ以上延ばすと日没にかかりかねない17時になって、やっと 12号バースを離れた。

機械的な問題が起きたのかどうかは不明だが、これだけ時間を延ばしながらギリギリで出て行った空母の動きは、今回の出航が多方面に影響を及ぼす長期航海の始まりだった、ということを 示したのかもしれない。

出港時の飛行甲板は、艦載機の事故の際に甲板をスイープする装置以外は何も置かれていなかった。5月には出航前に厚木から飛来して甲板に整列していたMH60ヘリも載っていなかった。

空母はゆっくりと浦賀水道を南下して相模湾に入った。ここで厚木から飛来するヘリを載せてから、岩国から飛ぶ艦載機を載せるために四国沖の海域に向かうのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


やっと横須賀航路に出てきたレーガン。うみかぜ公園から撮影(8.14 川辺 多恵子 撮影)


浦賀水道を南下する空母。東京湾を出て行った(8.14 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


2018-8-14|HOME|