原潜パサディナ、横須賀寄港一晩で出航


21日16時ころ入港した原潜パサデナが翌日昼には出航態勢に入った


13号バースで出航準備中のパサディナ。2つのバースに同時に原潜寄港中は、機銃を装備した警備艇が海上から警備する

ロサンゼルス級原潜パサディナが8月21日に横須賀に寄港した。19日に佐世保を出港したばかりなのに、2日後に横須賀に入ってきた。

佐世保では10日間の寄港で休養の点から見れば十分なはずなのに、なぜ横須賀にきたのだろうか?
佐世保で修理しきれない故障を抱えての入港かと思ったら、なんと翌日昼過ぎに横須賀から出て行った。きわめて珍しい一泊だけの横須賀寄港となった。

パサデナは直前の佐世保寄港の前にも7月4日から2週間、佐世保に停泊している。攻撃型原潜がこれだけ何度も長い寄港を行うのも珍しい。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.8.22 頼 撮影)


クレーン車の到着待ちか、手持無沙汰の乗組員が艦橋のつくる日陰でくつろいでいる


13時ころバースを離れたパサディナが、浦賀水道に向かう。後方は放射能モニターシップ


2018-8-22|HOME|