米空母と合同演習後、「いずも」横須賀に戻る


10月12日午後、「いずも」から発艦する海自ヘリSH60の1番機


2番機が発艦。「いずも」の上空に、館山に向かう1番機(2018.10.12 頼 撮影)

2018.10.10付けの第7艦隊ウェブニュースに"Ronald Reagan Strike Group, JMSDF Participate in Cooperative Deployment"という記事が載った。10月9日に海自のヘリ空母「いずも」がフィリピン海で合同演習を行っ た。共同航行訓練、通信訓練、共同作戦遂行のための機能別訓練だったとのことだ。

レーガンはその後、11日に韓国チェジュ島で行われた国際観艦式に参加した。
当初「いずも」も参加予定だったが、自衛艦旗掲揚問題で参加を取りやめた。レーガンと合同訓練を行った後、一緒にチェジュに行くつもりだったのかもしれないが、「いずも」は12日朝、横須賀 基地の錨地に戻ってきた。

海自護衛艦の不参加決定の前の9月27日、横須賀基地の逸見桟橋に停泊中の「いずも」に、海自の掃海ヘリ2機が着艦した。このへりは「いずも」に載ったままだったようだ。
同じ掃海ヘリ(47,49番)が、横須賀帰着の4時間後の「いずも」の甲板から発艦して館山に戻っていった。

観艦式で見せるために積んだヘリかもしれないが、米空母との合同演習の中で、米空母の航空戦力の一部として使われた可能性が強い。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


10月9日、フィリピン・シーで並走するロナルド・レーガンと「いずも」(米第7艦隊ウェブニュースより)


9月27日、逸見桟橋に停泊中の「いずも」に着艦する海自ヘリSH60の2番機(2018.9.27 頼 撮影)


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