音響測定艦、横須賀寄港


横須賀基地12号バースに寄港中の音響測定艦ヴィクトリアス(18.10.29 頼 撮影)

10月28日午後、横須賀基地に音響測定艦ヴィクトリアス(T-AGOS 19)が寄港した。空母が出港中で空いている12号バースに停泊している。

音響測定艦が横須賀基地に寄港するのは2017年1月のエイブル(T-AGOS 20)以来だ。それ以前の音響測定艦の寄港は2014年12月のロイヤル(T-AGOS 22)、2011年11月のエフェクティ ブ(T-AGOS 21)と、3年に一度程度の間隔になる。

横浜ノースドックが音響測定艦の準母港となっていたころには、年に数回は台風避難も含めて横須賀にも寄港することがあったが、音響測定艦が拠点を佐世保に移した後は極端な「ご無沙汰」と なった。

このところ、めったに姿を現さない音響測定艦や海洋調査船の12号バース寄港が続いている。10日に入港した調査船オーシャン・インターベンションもバースは12号だった。
潜水艦探知に関係するかもしれない調査船のデータや機器の機密保持に気を使っているのだろうか、立ち入り制限が厳しい12号バースが停泊場所になっている。

ヴィクトリアスは8月9日から9月21日まで佐世保に入港していた。長期間の修理のあとすぐに横須賀で修理、ということでもあるまい。短期間で出航するとみられるが、寄港の目的は何だろう か?

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2018-10-30|HOME|